会場となる海岸に到着すると、すでに地引網に参加するのであろう人々が集っていた。同世代の見ず知らずのオトナ達が地引網をするためだけに集まっている。こんなに朝早く。素敵なオトナ達だ。
40〜45人くらい集まっただろうか。 予定時間を少し過ぎたところで、集合し説明を聞く。 なにやら取材が入っているらしくその人たちの紹介があった。「地引網を取材する人」だけでなく「地引網を取材する人の様子を取材する人」などもおり、大変なにぎわいだ。 私は「山形からわざわざ参加した人」として写真に収まったり、話を聞かれたりした。ネタにしやすいからだろう。「遠くからどうして地引網に?」という質問には「そこに網があるから」と答えておいた。 そんな訳ない。 撮られた写真はmixiのレポートに載ってました。mixiやってる方は見てやって下さい。 引き続き、網屋さんから簡単な説明。 うまく聞き取れないがあたしひとりが聞いてなくても大丈夫だろうと思って聞き流した。 説明の後、参加者は同数くらいになるよう左右ふた手に分かれスタンバイ。 網を張るために右チームの前からボートが沖へ出ていく。ぐるっと囲むように網を張って150〜200メートルくらい離れた左チームの前に網のもう一方を運ぶ。 こうして砂浜には2ケ所のロープが渡された。これをグイグイとひっぱるんだな。 地引網は、綱引きのようにどっしりと構えて重い網を引き続けるというようなイメージだったのだが、いざ始まると全然違う。 引っぱりながら引くスピードを合わせ両サイドは接近していかなければならない。しかも、ロープの最後尾にきたらロープを手放し、先頭へと走りさらにひっぱるという作業をくり返す。引く、横移動、ダッシュ。引く、横移動、ダッシュ。 百聞は一見にしかず。つーか説明聞いてなかったけど。 わーわー言いながら砂浜を走るオトナ達。それを取り仕切る網屋のおかみさん。 おかみさん、カッコよかよ。THEカカア天下って感じ。 おかみさんの号令のもと作業はくり返され、ようやく逆サイドチームとドッキング。 ようやく網の最終部分が見えてきた。 あ!!光った!ドキドキドキドキ。 確実に魚が入っていることがわかり、みんなのテンションもますます上がる。 そして、とうとう網の全容が明らかになる。 うわ〜い。大漁だァ!! 魚の名前なんてよくわかんないけど、魚屋さんでみるやついっぱい入ってる!!とにかく山盛りだ。現場にいた人にしかわかんないだろうなぁ。とにかくもう大はしゃぎ。大漁旗振ったり、豊漁の舞を踊ったり。 楽しいよぉ。楽しいよぉ。 もうすぐ食べます。話、長いなぁ。
by yukiya-13
| 2005-05-23 00:37
| 地引網
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