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ペア宿泊券で隣町に宿泊する

あれから2ヵ月。
とうとういただいた赤湯温泉宿ペア宿泊券を行使する日がやってきた。
自転車で何度も遊びにくるほど身近な街、赤湯温泉。
近いからこそわざわざ宿泊するなんて思いもしなかったのだが、せっかく当てた宿泊券なのでありがたく使わせていただくことにした。

予約をしたのは、烏帽子山公園のふもとにある老舗旅館「大文字屋」さん。

創業は江戸時代中期ころ。
日本で初の実測日本地図を作成した伊能忠敬が
測量時に泊まったと記録に残っています。
明治以降では赤湯で最初の内湯旅館を営み、
新渡戸稲造の定宿にもなっていました。
昭和初期に建てられた客室は
どこか懐かしく落ち着きある空間が広がります。
(HPより)

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歴史の教科書でしか見ないような著名人の名前にテンションが上がる!
旅館はメインの通りからちょっと奥まった所にある静かなお宿。

チェックインを済ませお部屋に案内してもらう。

扉を開けてビックリ。
間違いじゃなかろうかと思うほど広くてダンナさまと二人声を失う。
「新館、8畳以上」というプランを予約したのだが、入ってすぐ6畳ほどのくつろぎ&食事スペース、隣にはさらに6畳ほどの布団用の寝室。
ふすまを開けると10畳以上はあろうかというフローリングの部屋にベットが2台。
さらにその部屋の奥に洗面所とトイレ。

わあ。
2人で泊まるんですけど…。
タダ券使うんですけど…。
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一部屋め。これでもけっこう広い。写真右には寝室もある。
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二部屋め。ひろーい!


すごいお部屋を用意してもらってますますテンションが上がる。
興奮したまま、次は温泉だぁ!と夕ご飯の時間までひとっ風呂浴びることに。

温泉はもちろん源泉かけ流し。
かなり熱めの赤湯温泉、熱いけどけっこう好きな温泉だ。
入りに行くとちょうど前の方が出るところで貸し切り状態。
のびのびと楽しむ。

温泉を愉しみ、お部屋に戻るとほどなく夕ご飯の時間に。
部屋食なのでゆったりと食べられる。
これも旅館ならでは。

どんどん運ばれてくるいかにも「旅館飯」の豪華ラインナップ。
こんな料理を食べるの久々だ。

気さくな仲居さんが、まさか隣町の住民とは知らずに「これが山形名物のいも煮ですよ」とか、
「ご飯は地元の赤湯産!山形のお米は美味しいですからね!」と教えてくれる。
もちろん隣町住民が食べてもおいしかった。
お膳にはグラスの赤ワインがついており、聞いてみるとやはり地元赤湯のワイナリーだという。
旅館の目の前の「酒井ワイナリー」さんのお酒だというので、明日ちょっとのぞいてみることにした。
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THE旅館飯!
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珍しい竹炭そばなんていうのも。


出される料理をペロリペロリと平らげていたら、腹の皮が張り裂けんばかりに満腹になった。
もう、このまま寝てもいいや~という気分になったのだが、赤湯の温泉街は夜も楽しいのだ。
おいしいお店がたくさん待っている。

妊婦さんのようなおなかを抱え、夜の飲食店街へ。
おなじみTA☆COちゃんと待ち合わせをし、途中からはKTR先生も合流し赤湯の夜を楽しむ。

1軒目は「居酒屋・酔太朗」へ。
ちょっとこじゃれた店内、料理の盛り付けもキレイだし、若いスタッフの接客も良いしとても感じの良いお店。
最後には女性だけにとデザートも付いた。
どこにするか迷った時に誰を連れていても間違いない感じ。
仲間同士でもカップルでも良さげ。
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2軒目は「せと茶」。以前に唐辛子を食べて悶絶したお店。
馬刺しとか抜群にうまい。ひなびた店の感じがまたいい。
酔太朗とは対照的な佇まい。
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馬刺しがいい色!
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ktr先生が頼んだチャーハンもうまい。でもktr先生はべチャッとしたのが好きなんだそうだ。


3軒目は酒番所めぐりで宿泊券を当て祝勝会をした「志らせ」へ。
こちらは、おいしくて盛りも良くて安い!というすばらしいお店。
週末は老若男女で混み合うとのこと。
鳥のから揚げが抜群にうまい。
お腹はち切れそうだというのに香ばしい香りに負けて食べてしまう。
サクサクで中はジューシー。
ああ、超絶満腹なのにそれでもうまい。
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お通しにおでん。満腹でなかったらもっと嬉しかったのに!
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苦しいのに食べたくなっちゃうサクサク唐揚げ。


最後は本気のフードファイトみたいになってしまった。
もうちょっと夕ご飯の量、調節すれば良かったな…。

二人に別れを告げ、宿に戻る。
24時間入り放題の温泉なので、夜中にさっきとは違う温泉を堪能。
小さな露天に入るとキリッとするような熱いお湯!ちょっと肌寒い夜風がたまらなく気持ちよい。
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熱い!でも心地よい!
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内風呂は先に入った人が調整していたみたいでちょっとぬるめでした。


ほかほかの体で部屋に戻り就寝。
ほんとに赤湯って良いとこだなあ。
by yukiya-13 | 2009-10-02 16:10 | 近出&ごはん
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