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気まぐれ二重

ここ数日、左目まぶたが二重になってしまう。
もともとは奥二重なので、通常まぶたの上に二重のラインが現れることはない。
寝起きや目をこすった時などにひょっこり出てきて、次のまばたきで消えてしまうはかない偽二重なのだが、今回は何日経ってもラインが消えない。
右目との違いがわかるだろうか。

気まぐれ二重_a0034014_10582531.jpg


二重とは名ばかりの「奥二重」というモッタリしたまぶたから、私のまぶたも遂に進化を始めたのだろうか。
「とうとう本二重に!」「整形美人!」などとふざけて喜んでいたのだが、
喜びの影で隠しきれない思いが。

「もしやコレは加齢と乾燥による目元の肌の緩みによるシワ的な…?」

ブログに載せる目の写真をマクロで撮影したら、シミとか毛穴とかもガッチリ写っていてさらに追い討ち。
誰か私にハリと潤いを!

そういえば先日、洋服を買いに行き、お店の試着室で見た全身像に愕然としたっけなあ。
保健体育の教科書に載っていた「性徴による体型変化図」の「30代体型」にバッチリなっちゃってんじゃん?

気まぐれ二重_a0034014_1101238.jpg



あああああああああ。
年月の経過に逆らって生きるというのは難儀なものですな。

もうちょっと抵抗してがんばろうか、ここまできたら流れに楽に身をまかせてしまおうか、
さてどうしたものか。


今朝鏡を見ると、二重は姿を消しすっかりまつげの奥に引きこもり。
あいつはシワだったのか、たまには外の空気でも吸おうかしら、という気まぐれで顔を出しただけだったのか。

キレイに見られたい!なんて気持ちは若かりし頃に比べるとはるかにダウン、
でもおばちゃん体型もあんまりだしなあ、
でももう誰に見せるでもないし、
あちこち保つのは努力がいるよなあ、
流されちゃった方が楽だしなあ、
でも今からやっとかないともっと落ちるだけかなあ、とか。

気まぐれな二重まぶたは、30代の乙女心をいろいろと揺らして消えていったのだった。


毎日スッピンで接客をする私、
ちょっとは気にしたほうがいいよ、ってまつげの奥で思ってるのかもしれない。
(もしくはハリと潤いをくれ!と)
by yukiya-13 | 2008-03-22 14:47 | 日常日記★ユキ印
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