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出張ついでに展覧会

東京での展示会に出張。思ったよりも早く仕事が終わったので、銀座月光荘で開催中の 【root three】展覧会 へ。
地引網や富士登山、燻製などでお世話になっている西8さんともち川さんの作品を拝見に。
展示室に入ると、中央にはお茶とお菓子。
二人の巨匠はゆったりとお茶してらした。

挨拶をすませ、お茶をいただき、早速作品を見させていただく。
口開いて見ちゃう。
ホームページでは何度か拝見していたのだが、実物を見るのは初めて。

ああ〜すごいなあ。

小さい頃から絵を描くのや漫画が好きでぼんやりと「何か表現すること」で生きて行けたらいいなあ、と思ったことのある人間にとって、表現して生きている人を目の当たりにするのは、なんだか尊敬と羨望が入り交じる。
上手いとか精巧だとかそういう感想だけでなく、「所詮私にはなかった」というようなあきらめ感というか、負け感というか…。

クラスや学校の中で、絵が上手い方だったとか、コンクールで賞をもらったとかいう小さな井の中のプライドはちょっと大きな世界に出たら全然だったってことに気がついて、私はそういう道じゃなくてこっちの方が合ってるなとか気づくこともあって、今の仕事とか生活に結びついてるところもたくさんあるのだけれど、自分で身のほどを知って納得して今がある者にとっては、それでも自分の表現をしてそこに存在していられる、ということにすごくなんだかとてつもなく敬服してしまう。
もちろん、その本人にしたら全てが自分の思う通りの表現に至っているとは限らないのだろうけど、「私の作品です」といって人にそれを見せつける場を造り出しているというだけですごいと感じてしまう。
「やっぱり私にはなかった」と納得なのだ。

私の脳内はカラフルだったり、ステキな音楽だったり、とてもおもしろいアイディアだったりしてすごく楽しい感じなのだが、それを取り出して見せるの力量がほんとにないなと思う。だからそれをできる人とかしようとし続けられる人を本当に尊敬する。
同じような手の形をしているはずなのに、私の手からはすべすべでツヤツヤの立体も繊細で大胆な深く暗い美しい絵画も生まれ出ることはない。

少しでも脳みその中にあるものに近いものが取りだせたら、すごく気持ちいいんだろうな、と想像しつつ、そこまで自分の内面が表現できてしまったらそれを他人に見せるのも気恥ずかしくなってしまうような。
だからやっぱり「私じゃないんだ」ろうな。

それでも私は私なりに私にしかできないことを私の方法でやりながら今生きていたり、仕事をしたりしているので、それはそれでいいんだなとも思っている。
前にも書いたけど、東京に行くとやっぱりいろいろ考えるみたいだ、私。刺激物が多いからなのかな。


尊敬と羨望と嫉妬と感動といろいろ感じられるから、作品展覧会ってやっぱり好きだ。
今回も行って良かった。
西8さん、もち川さん、お邪魔しました。お菓子ありがとうございました。
月曜まで開催中。お近くの方はぜひ!
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by yukiya-13 | 2006-06-10 16:31 | 日常日記★ユキ印
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